幸福の科学が生んだ反ワクチン・反マスク活動家 主張や活動はなぜか教義とは別物
「しかし信者たちが勝手にネット上の反ワクチン・反マスクの情報にハマり、信者同士で共有。結果的に反ワクチン・ノーマスクの信者が増えてしまったのです」(元信者)
前出の与国氏は陰謀論にもどっぷり。彼が配布している冊子には、「悪魔勢力が監視社会化を進めている」「ワクチン接種で体内にチップを埋め込まれる」といった趣旨の陰謀論がてんこ盛りだ。
■立民・原口一博元総務相ともコラボ
「Jアノン」(連載第4回で紹介)のトランプ応援デモにも、幸福の科学の政治部門である幸福実現党の幹部(当時=すでに辞職)の及川幸久氏とともに参加していた。及川氏は国際情勢などについて陰謀論を流すユーチューバーでもあり、最近は陰謀論者として知られる立憲民主党の原口一博元総務相ともコラボ。立憲といえば、幸福の科学が批判してきた野党の代表格だ。
与国、及川両氏は、幸福の科学が生み出した2大陰謀論者。しかしその主張や活動は教義とは別物で、はた目には教団活動より陰謀論活動の方に熱心なように見える。「陰謀論は宗教より強い」ということか。 =つづく
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