「移住の落とし穴」後悔先に立たず、収入激減で大ピンチ!こんなはずじゃなかった…
移住して後悔する前に…事前に知っておくべき落とし穴4つ
コロナ禍でリモートワークに対応する会社が多くなり、地方への移住を一つの選択肢として捉える人は増えました。でも、あまり調べずに夢ばかりを思い描いて移住し、後悔する人も事実…。
今回は移住を考えている人に向けて、移住の思わぬ落とし穴や対処法をご紹介します。
まずは、移住して後悔する人が陥りがちな4つの落とし穴から見ていきましょう。
1. 人付き合いがしんどい
都会と地方では、近所の人たちとの付き合い方が異なります。都会よりも助け合いの文化が浸透している地域が多く、「距離感が近すぎる」傾向にあるようです。
いろいろ質問を投げかけられたり、お裾分けをいただいたりなど、距離感を「温かい」と感じる人もいるはず。ただ、都会の暮らしに慣れすぎていると後悔の原因になる可能性があります。
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2. 車がないと生活ができない
移住をすると、自然豊かな場所でのんびり暮らす生活を楽しめますよね。ただし、必然的にお店や飲食店の少ない場所に住むことにもなるので、地域によっては車なしでは生活できない状態に…。
ちょっとしたものを買うだけでも車を数十分走らせることになれば、不便と感じる人もいるようです。
3. 仕事が少なく収入が減った
移住先で仕事を探そうと思っている人は、都会に比べて職種も給料も少ない現実に、前職の知識や能力を活かせない場合があります。
思ったよりも収入が減ってしまい、思い描いていた生活を送れないとなると、移住がイメージとは違ったものになってしまうかもしれません。
4. 自然環境に対応できない
自然環境に対応できず後悔する人もいます。地方は自然豊かな場所が多いため、虫や害虫、猪や熊などの動物が出没するケースもあるでしょう。
また、寒い地域では雪かきが必須になりますし、暑い地域では草刈りや畑仕事も過酷なものに…。厳しい自然環境に対応できるかどうかを想定しておく必要がありそうですね。
事前に知っておくべき! 移住を後悔しないための対処法
移住後に後悔しないためには、どのような対処法があるのでしょうか? 見ていきましょう。
1. 事前に情報を調べて具体的な生活を想像する
移住する前に、移住先の情報をしっかり調べておきましょう。住環境や自然環境、仕事の募集状況、医療機関や店舗の数、公共交通機関など、情報を多く仕入れてより具体的に生活する姿を想像しておけば、後悔する確率は低くなります。
2. 移住する目的を明確にしておく
移住を後悔しないためには、「なぜ移住をしたいのか?」を明確にしておくことが大切です。「自然豊かな地域で子育てをしたい」「農業に挑戦したい」「静かな場所でゆっくり暮らしたい」「地域活性に貢献したい」など、移住する目的を確認しましょう。
目的は明確なほうが、より満足度の高い移住地域を絞り込めるので、楽しい移住生活につながるはずです。
3. 下見をする
移住する前には、必ず現地に下見に行くことをおすすめします。写真や動画だけの情報ではわからない肌で感じる雰囲気や、人の様子を見ておきましょう。
下見は、時間帯やできれば季節も変えて複数回行っておくと、実際の生活がよりリアルに想像できますよ。
4. 現地の人に話を聞いておく
移住先に下見に行った際、現地の人に地域や暮らしの様子を聞くのもいいでしょう。SNSなどで実際に移住した人の声を下調べしておくのも効果的です。
理想とは違う思わぬ落とし穴などを事前に知ることは、より後悔のない選択につながります。
後悔のない移住をするために“目的と情報”を整理しておこう!
満足のいく移住を実現している人たちは、移住の目的を明確にし、事前にしっかりと情報を整理しています。
あなたも、人生の分岐点ともなる移住を理想のものにできるよう、事前の準備をしながら楽しく想像を膨らませていってくださいね!
(コクハク編集部)