茂木幹事長総裁選で掲げる「増税ゼロ」は“ちゃぶ台返し”の極み…信用ゼロの指摘も止む無し

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 昨年10月発売の月刊誌インタビューで、総裁選について「幹事長である私が『私も出る』となれば、今度は『令和の明智光秀』になってしまう」と言い、立候補に消極的な考えを示していた茂木氏。だが、会見で掲げた政策を聞く限り、とっくに謀反を起こしていると言えるのではないか。

 ちなみに茂木氏は野党時代、当時の民主党政権が掲げていた「増税ゼロ」のマニフェストについてこう苦言を呈していた。

「財源を無駄の削減と予算の組み替えで捻出して、増税なしに全ての政策を実行すると4年間のプログラムを書いた。この構造自体に私は問題があったんだと思いますよ」(2012年2月10日の衆院予算委員会)

《「増税ゼロ」ではなく「信用ゼロ」では……》。SNSでこんな声が出るのも無理はない。

  ◇  ◇  ◇

●関連記事【もっと読む】では『茂木幹事長が自民総裁選出馬の推薦人集めで脱落か…麻生副総裁にフラれ、加藤の乱のWショック』【さらに読む】では『歴史マニアから茂木敏充氏が総スカン…明智光秀ネタに自民総裁選出馬“匂わせ”「一緒にするな!」』など、茂木氏の総裁選をめぐる言動などを取り上げている。

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