立憲民主党「躍進」の盲点…衆院選で比例票増えず「批判の受け皿=支持ではない」と識者指摘
「比例票は国民民主と日本保守党、参政党に流れた」
28日確定した衆院選の投票率は53.84%(比例代表)。戦後3番目に低かった前回よりさらに2ポイント下がった。本来、低投票率は自民に有利とされるが、今回はそうならなかった。
「自民支持層が自民に嫌気を差して寝る行動に出た。野党にも入れたくないので『政治からの退出』を選択したと言えます」(井田正道氏)
投票所に行った自民支持層でも、「今回は自民に入れない」傾向が比例票の増減で分かる。
「自民が前回から減らした比例票は国民民主と日本保守党、一部、参政党に流れた。前回、維新に投票した人が、今回は国民民主に投票したということでしょう」(井田正道氏)
「政権交代」を目指すなら、立憲は選挙結果を冷静に分析した方がいい。
◇ ◇ ◇
3議席獲得した日本保守党に内紛か? ●関連記事【もっと読む】『3議席獲得の日本保守党で何が? 飯山陽氏が自身と家族の“危機”を投開票直前にSNSで告発…百田尚樹代表との泥沼バトルが背景か』で取り上げている。