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小沢コージ自動車ジャーナリスト

雑誌、web、ラジオ、テレビなどで活躍中の自動車ジャーナリスト。『NAVI』編集部で鍛え、『SPA!』で育ち、現在『ベストカー』『webCG』『日経電子版』『週刊プレイボーイ』『CAR SENSOR EDGE』『MONOMAX』『carview』など連載多数。TBSラジオ『週刊自動車批評 小沢コージのカーグルメ』パーソナリティー。著書に『クルマ界のすごい12人』(新潮新書)、『車の運転が怖い人のためのドライブ上達読本』(宝島社)、『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた 27人のトビウオジャパン』(集英社)など。愛車はBMWミニとホンダN-BOXと、一時ロールスロイス。趣味はサッカーとスキーとテニス。横浜市出身。

ミニバン代わりにもなる! 新型マツダCX-80が予想外にお手軽かつカッコ良すぎるお話

公開日: 更新日:

マツダ CX-80

 待望のシン・マツダSUV、今秋発売予定の新型CX-80のプロトタイプをチェックしてきた。簡単に言えば、2年前に登場したラージ2列シートSUV、CX-60のストレッチ版であり、6~7人乗りの3列シート車だ。

 見た目はワイルドなSUVだが、乗るとちょっとした3列ミニバン代わりにも使える。カッコ良さと実用性を両立した現代的なファミリーカーと言ってもいい。

 当初、予想価格帯はざっくり500万円前後と目され、さほどお手軽でもないイメージがあったが販売店情報も入手。意外な全体戦略がわかってきた。

 まずスタイリングはCX-60を基本的に25cmストレッチしたモノ。全長もホイールベースも同様に伸びている。だが、それが予想外にリッチで美しい。

 厳密にはフロントドアまではCX-60と共通で、リアハッチゲートは北米向けCX-70や90と同じパネルを使用。だが、伸びやかなルーフラインとリアサイドの巧みな処理により一体感がもの凄い。サイド窓枠にもCX-60にはなかった太めのメッキモールが張り巡らされ、ハッキリ言って欧米プレミアムならば800万円ぐらいしてもおかしくないほどの威風堂々感がある。

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