元伊首相の次女が主導 ミラン“お家騒動”は本田に「追い風」
昨年11月、バルバラは「育成とスカウト部門の拡充」「ミランブランドアップの世界戦略」「高収益体質への転換」などの方針を打ち出してCEOに昇格。強化部門の責任者にミランOBマルディーニ(45=元イタリア代表DF)招聘(しょうへい)を明らかにし、外堀を埋められたガリアーニは今季中に辞任するともっぱらだ。
一連のミランお家騒動は「本田にとってプラスに作用する」と話すのは前出のサッカー記者。
「バルバラはアジアでのマーケット拡大に着目しており、その広告塔として本田に大きな期待を寄せている。今後、ミランの《顔》としてプロモーション活動の中心的な役割を担い、当然ピッチ上でも主軸選手として扱われることになります」
クラブのゴタゴタに余計な神経を使う必要はなさそうだ。