欧州遠征で“2つの顔” MF中島依美になでしこの今後を見た

公開日: 更新日:

 オランダ、ベルギーと戦った欧州遠征を1勝1分けで終えたなでしこジャパン。高倉麻子監督が目指すのは「ポジションのないサッカー」だ。

 今回は特に攻撃力向上に取り組み、システムもベルギー戦では初めての3バックに挑戦した。

 FW横山久美(AC長野)、FW菅沢優依香(浦和)らのゴールもあったが、日本が主導権を握ることの多い前半に決定的な場面をつくり出せないジレンマにも陥った。

「自分のプレーしか出来ていない」と指揮官も厳しい表情。日本の生命線は「連動」。横パスをつなぐだけではパターン化し、崩し切れなくなるのも当然のことだった。

 そんな中、この2試合で全く異なる動きを見せたのがMF中島依美(INAC神戸)だった。

 オランダ戦では左のサイドハーフとして、クロスや中へ切り込んでのシュートとキレのあるプレーを見せた。ベルギー戦では右のウイングとして、守っては最終ラインで守備をこなし、攻撃に転じれば右サイドを一気に駆け上がり、次々にチャンスを生み出した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方