審判団はセネガル ベルギー戦で日本を待ち受ける意趣返し
審判だって人間だ。母国を奈落の底に突き落とした国へのジャッジが辛くなったとしても不思議ではない。
日本時間3日午前3時スタートの日本対ベルギー戦の主審と副審、計3人の審判をセネガル人が務めることに関してだ。
日本は1次リーグH組の最終戦で勝ち点、得失点差、総得点で並んだセネガルを、フェアプレーポイントで上回って決勝トーナメント進出を決めた。警告2つの僅差を守るため、負けているにもかかわらず試合終盤、自陣でボール回しをして時間稼ぎ。その行為は試合会場はもちろん、世界中からブーイングを浴びた。
日本の姑息な戦術がなければ決勝Tに進出していたかもしれないセネガルの審判が、あろうことか日本戦の笛を吹くことになった。
FIFAのコッリーナ審判委員会会長は「レフェリーはどこの国の試合でも公平に裁けるだけの技術と独立性を有している」と言った。
微妙なジャッジはVARがあるとはいえ、最終的には審判の判断が優先される。