カネに細かいT・ウッズが3億5000万円の出演料を蹴った真相
世界ランク12位のタイガー・ウッズがアピアランスフィ250万ポンド(約3億5000万円)を蹴った――。「どうして?」と米国で話題になった真相が見えてきた。
今月31日開幕の欧州ツアー「サウジインターナショナル」。記念すべき第1回大会にウッズをゲストに呼ぶために主催者が史上最高額のアピアランスフィを提示したが、ウッズは断ったのだ。
プロデビュー当時から「自分の金は1セントまで把握している」と語るほど、金に関しては細かい。それなのになぜ、みすみす大金をつかむチャンスを逃すのか?
これまで取り沙汰されたのは、1月から2月にかけてウッズと相性の良い米ツアーが開催されるためとか、中東までの長時間に及ぶ飛行機移動が持病の腰に悪いとか、いわれた。また、トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館で殺害された、ワシントン・ポスト紙に寄稿していたコラムニスト、ジャマル・カショギ氏の事件に対する抗議だとする見方もあった。
しかし、どれもこれまでのウッズの言動からはしっくりこない。