国内女子ツアーは今季も韓国選手の“タニマチ大会”と化すか
「今年も勢力図は変わりませんよ」というのは、あるツアー関係者だ。
ゴルフの今季国内女子ツアーが7日開幕した。初戦のダイキンオーキッドレディス(沖縄・琉球GC)のプロアマ戦は6日、雨で中止になったが、選手たちは練習場で汗を流した。
昨季はイ・ミニョン(26)が開幕戦に勝って、最終戦は申ジエ(30)の優勝で終幕。韓国勢の強さが目立った。
賞金トップは年間5勝のアン・ソンジュ(31)が約1億8078万円稼ぎ、4度目の女王になった。アンのこれまでの通算獲得賞金は約10億4700万円(歴代4位)。日本ツアーはレベルが低いのに試合数がやたら多く、賞金が高い(36試合、37億500万円)。韓国選手にとってはこんなおいしい「職場」はないのだ。
冒頭の関係者が言う。
「そもそも日韓両国は関係がよくない上、昨年は韓国海軍の海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射や元徴用工問題、今年に入って日本製品不買運動も起こっている。国会議長が慰安婦問題の解決には天皇の謝罪が必要と述べたり、まるで韓国は日本に喧嘩を売っているようにさえ見える。『政治とスポーツは無関係』と口では言うものの、実際は日本で稼ぎまくる韓国選手を面白く思っていない者はいる。韓国選手は、そんな一部の反韓世論は知っている。でも、直接被害を受けるわけでも、ツアー会場で罵詈雑言を浴びせられるわけでもない。ゴルフに打ち込み、賞金を稼ぐことしか頭にないのです」