エ軍「海外開幕戦はメキシコ」で大谷は日本で見られない?

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 メジャー最年長野手・イチロー(45)の去就に注目が集まるマリナーズの日本開幕戦(20、21日)。17、18日の巨人とのエキシビションゲーム(東京ドーム)は2戦合計8万3581人の集客を記録した。すでにアスレチックスとの開幕2連戦の前売り指定席券は完売し、当日販売は立ち見席のみとなっている。日本でのイチロー人気は依然として根強いようだが、日本のファンの次の関心は大谷翔平(24)が所属するエンゼルスの日本開幕戦だろう。

 投げては160キロ超の剛速球、打っては超特大の一発を放つ二刀流の凱旋となれば、イチロー以上に集客が見込める。二刀流としての完全復活は20年といわれているとはいえ、海外進出に積極的なMLBがエンゼルスの日本遠征を計画するのは当然だ。が、現実的には厳しい。エンゼルスのアーティー・モレノ・オーナーが日本遠征には消極的だからだ。

 複数の米メディアによれば、大谷の入団が決まった昨年12月、エンゼルスはMLBから今回のマリナーズとの日本開幕戦を打診されながら断ったという。球団内で日本遠征を検討した際、モレノ・オーナーは「国外で試合するのであれば、メキシコ以外にはない」と言ったとされる。

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