最大4年15億円 DeNA筒香にドジャースとDバックスが熱視線

公開日: 更新日:

 メジャーは興味津々のようだ。18日の日本ハム戦、4番左翼でスタメン出場した筒香嘉智(27)のことである。

 ハマスタで行われたこの試合、ドジャースとダイヤモンドバックスのスカウトが視察に訪れた。

 中でもDバックスのスカウトは、日本ハム、オリックスで投手コーチを務めたことがあるマイク・ブラウン氏。同氏は米国内のプロスカウトと、日本、韓国を中心としたアジア地区担当を兼務。ちなみに、DバックスとDeNAは、今年から業務提携を結んでいる。

 両球団のスカウトとも、視察対象選手を明かさなかったが、筒香の存在は認識しており、2安打を放って勝利に貢献した「日本の4番」のプレーに熱視線を送っていたことは間違いない。

 その筒香は、昨オフの契約更改の際、球団に19年オフ以降のポスティングによるメジャー挑戦の希望を伝えていた。かねてメジャー志向が強く、大きな故障がなければ今オフにも海を渡る可能性が高い。球団OBがこう話す。

「筒香はMLB経験のある腕利きのトレーナーと個人契約を結ぶなど、準備を進めている。球団も、譲渡金が絡んでくるため、筒香の米国内での評価を含め、マーケット調査を開始したようです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド