経営情報開示で23クラブ赤字も… Jで「破産」が出ないワケ

公開日: 更新日:

 元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が言う。

「DAZNの放映権料などを原資としたJリーグ配分金は、川崎への17億9200万円を筆頭に各クラブに行き渡っているし、スポンサー収入もトータル640億円と前年比プラス45億円となっている。新型コロナの影響はもちろんあるが、欧州や南米などの<以前から破産同然ながらも特例措置などで存続しているクラブ>とは違い、Jに破産クラブはそう簡単には出てこない。ファンやサポーターの<地道なサポート>もある。新型コロナ禍で無観客試合となっても、シーズンチケットを持っているファンは払い戻しを要求するどころか、クラブに『そのまま寄付します。運営費に充てて下さい』という申し出が少なくなかった」

 予断は許さないが、現時点でJリーグは<余力あり>ということか。

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