規格外ルーキー笹生優花を徹底解剖 キャップ“刀”の意味は

公開日: 更新日:

 山中氏が感心したのは、笹生の性格面だ。

「リポートの提出日をきっちり守るんです。ゴルフで世界中を転戦していて、忙しい日もあったでしょう。それでも勉強は欠かさず、『この日までに提出するように』と言ったら、必ず期限を守る。中にはズルズルと引き延ばして提出が遅れる子もいますが、笹生はそうしたところがなかった」

■ジャンボ尾崎

 そんな笹生と今年3月にスポンサー契約を結んだのが、日本刀専門店「銀座長州屋」だ。笹生は昨年11月からプロゴルファーの尾崎将司に師事。銀座長州屋の代表取締役、深海信彦氏は「あれは2014年のころですね」と、こう続ける。

「ジャンボさんとお付き合いがある私のところに、ゴルフ関係者から『フィリピンに凄い選手がいるけど、練習拠点がない。ジャンボさんのところで練習させてくれないか』と打診があったんです。でも、当時ジャンボさんは女子は教えておらず、お断りせざるをえなかった。それが女子も指導するようになり、晴れてジャンボさんのところで練習することになった。笹生のスイングを見たジャンボさんも『これは凄いな』と舌を巻いていましたよ」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末