渋野日向子は“爆発”の気配なし…アプローチ下手露呈し後退
18番は池手前のラフから75ヤードのアプローチが池ポチャでダボだった。
渋野はオフに課題のアプローチ練習に多くの時間を割いてきた。しかし、前傾姿勢で長く両腕を伸ばしたままの構えでは、傾斜地やピンのニアサイドに外したときの微妙な距離感が出しにくい。フェース面の使い方も限界がある。
渋野にとって今大会は米国本土で初めてのプレーだ。慣れない洋芝で、いきなり多くを望むのは酷かもしれないが、昨年の全英女子オープンを制したメジャーチャンピオンである。「5つのメジャーを全部勝つ」ことが目標なら、小技下手では話にならない。