エクアドル戦は“ジョーカー”三笘薫を先発に指名か E-1選手権MVP相馬勇紀を抜擢か?
代表入りに猛アピールを続ける相馬
報道陣を締め出した後の1時間弱は戦術確認を行った模様。次戦の注目点の1つは冒頭の通り、三笘薫の起用法だろう。
2021年11月のW杯最終予選・オマーン戦後半からA代表のピッチに初めて立った彼は、いきなり伊東純也(スタッド・ランス)の決勝弾をアシスト。2022年3月の豪州との大一番(シドニー)でも値千金の2ゴールを叩き出し、日本をカタールへと導いた。
そして6月のパラグアイ戦(札幌)、ガーナ戦(吹田)、23日の米国戦と早くもA代表5点目。日本の重要な得点源になりつつある。
川崎時代に「ヌルヌル・ドリブル」と評された切れ味鋭い突破力は、英プレミアリーグ参戦でより磨きがかかった様子だ。
「イングランドは強度が高いですし、1人ひとりの足の速さや伸びる足のリーチが違う。そこに適応して行っている段階」と本人も自信を深めつつある様子だ。
となれば、見る側としては代表でのスタメン起用を期待してしまう。
これまでの左サイドを主戦場としていた南野拓実(モナコ)がトップ下へ移動しそうな雲行きで、今回左のポジションは空く。そこに7月のE-1選手権MVPの相馬勇紀を抜擢するのか、それとも三笘に先発のチャンスを与えるのか、森保監督も思案のしどころだろう。