広島は5位終戦…いずれやって来る新井時代へ、野村、緒方、金本ら監督経験者待望論

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 広島佐々岡真司監督(55)の3年目も不完全燃焼に終わった。

 9月30日のヤクルト戦で1-5の完敗。66勝73敗3分けとなり、CS進出の可能性が完全消滅し、4年連続Bクラスで5位が確定した。単年契約が切れる佐々岡監督は、3年連続の負け越しとなった。

 佐々岡監督は一軍投手コーチに就任した19年に、前年4.12だったチーム防御率を3.68へ改善。監督への昇格を果たしたが、さるチーム関係者がこう言った。

「20年の防御率はリーグ5位の4.06、21年も同5位の3.81と低迷。今季も30日現在、12球団中11位の3.55。逆転負けはリーグ最多の34度で、勝ちパターンのリリーフ陣も固定できなかった。負け越しが決まった9月23日の阪神戦は、元抑えの中崎が佐藤輝に被弾し、試合を壊したことが象徴的でした」

 佐々岡監督はこの場面を振り返り、「期待して出して点を取られてはいけないという中で、六回はザキ(中崎)に任せると。ザキが打たれると思っていないので、結果的に打たれたのは、僕に責任がある」と覚悟を決めたようだった。

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