ソフトバンク1位・前田悠伍は滋賀のスポーツ一家に生まれたストイック少年

公開日: 更新日:

あの頃はみんな自主トレに励むしかなかったが、前田は1日6時間も体幹トレーニングを中心に練習していました」

 孝博さんが引き取る。

「6時間というのは盛ってますよ(笑)。でも、4時間くらいは自宅で毎日、体幹を中心にトレーニングしていましたね。コロナで家にこもり切りでは気がめいると思ったので、『買い物でも行こうか』と言っても、悠伍は『トレーニングが終わったら行く』とか、そんな感じでした」

 前田は180センチ、80キロ。決して小柄ではないものの、強豪校のレギュラーとしては意外に「小食」だったそうだ。

「悠伍と同じ大阪桐蔭の寮生に、『こいつ、全然食べないんですよ』と言われたこともあります。普通の高校生くらいは食べていましたが、体が大きくなりすぎるからと、あえてセーブしていたようです」(孝博さん)

 ちなみに孝博さんは息子の公式戦をほぼ全て現地で応援。練習試合も関西圏には足を運んだ。

「実は僕も悠伍も九州には一度も行ったことがないんです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中丸雄一の密会騒動“体の関係ナシ”で謹慎?アダとなった“旧ジャニーズ随一”お茶の間好感度の高さ

  2. 2

    来年引退決断の柔道ウルフ・アロン「『心残りはある』って言ってしまったんですけど、『やっぱりねえな』と(笑)」

  3. 3

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  4. 4

    「建築界のノーベル賞」受賞の権威が大阪万博をバッサリ!“350億円リング”「犯罪だと思う」

  5. 5

    寛解直前で数値が上昇…タレントの山本量子さん語るがんとの闘い

  1. 6

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  2. 7

    「海のはじまり」は地に落ちたフジ月9の象徴か…TVコラムニストが薦める意外な視聴者層

  3. 8

    高野連を直撃「甲子園でリクエスト制度なぜ導入されず?」

  4. 9

    大阪万博はうっすらウンコ臭い? “腐った卵”硫化水素が流出も「対策これから」の体たらく

  5. 10

    これも防災対策のひとつ? 「ソーラー充電器」は買っても秘密にしておけ