「北斎と応為(上・下)」キャサリン・ゴヴィエ著 モーゲンスタン陽子訳
浮世絵師については身分が低すぎて公文書や古記録の類いはないらしいが、奇人北斎に「美人画ではかなわない」と言わしめた娘お栄の肖像を、キャサリン・ゴヴィエはリアルに描きだしている。上下2巻本だが、一気読み確実の面白さだ。
(彩流社 各2200円)
浮世絵師については身分が低すぎて公文書や古記録の類いはないらしいが、奇人北斎に「美人画ではかなわない」と言わしめた娘お栄の肖像を、キャサリン・ゴヴィエはリアルに描きだしている。上下2巻本だが、一気読み確実の面白さだ。
(彩流社 各2200円)