まちゃまちゃさんは兼業芸人 スナックママと二足のわらじ

公開日: 更新日:

 サンドウィッチマン、陣内智則、タカアンドトシ、芋洗坂係長、東京03……ご存じ、「エンタの神様」(日本テレビ系)出演をきっかけに大ブレークした芸人は多い。そのうちのひとりが同番組では“摩邪”の芸名で出演していた、まちゃまちゃさん(43)だ。さて、今どうしているのか?

 ◇  ◇  ◇

「『あの人は今』の取材? はあ……? 私、まだ現役バリバリの芸人なんですけど(笑い)」

 JR中央線高円寺駅北口。庚申通り商店街なかほどの飲食店ビル2階にあるスナック「ピエロ」へ行くと、怪訝な表情のまちゃまちゃさんに迎えられた。

 ヘアスタイルは右がオレンジ、左はグリーンのツインテール。それに合わせてアイメークもオレンジにグリーンで仕上げており、インパクトの大きさは「エンタ」時代と変わらない。黒いTシャツにプリントされた“YANKEE(ヤンキー)”の白い文字が、いかにもまちゃまちゃさんらしい。

「オープンしたのは3年前の2月20日で、私がママです。芸能活動の空いてる時間に出勤してて、あくまで芸能活動が優先。そこは勘違いしないでよ」

 きっかけはバンド仲間の酒席でのこと。

「スナックミニコントをやってるうちに、周囲から背中を押され、マジでやることになったんです。おしゃべり好きだし、もちろんお酒も大好きだから、私にピッタリといえばピッタリ(笑い)」

 客席数はカウンター4席を入れて11席。大半が地元客だが、時には芸人仲間もやってくる。

 開店時には同郷(千葉県君津市)で中学の同級生だった人気ロックバンド「氣志團」のボーカル・綾小路翔も駆けつけた。

「2階なのは、ドアを開けるだけの冷やかし客防止のため。札幌でスナックをやってる、お笑いコンビ『モリマン』のホルスタイン・モリ夫さんからのアドバイスです。ウチは会員制で、モットーは“ツケとヤリマンお断り”。私がここのルールなので、守れないお客さんは帰ってもらうこともあります(笑い)」

 料金は、チャームが1000円(ボトルキープの場合は氷代などで1500円)、ビールが900円。良心的だ。

「貸し切りもOKで料金は応相談。電話ではなく、お会いして決めています」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  1. 6

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  2. 7

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  3. 8

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  4. 9

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

  5. 10

    反撃の中居正広氏に「まずやるべきこと」を指摘し共感呼ぶ…発信者の鈴木エイト氏に聞いた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 2

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  5. 5

    オリオールズ菅野智之 トレードでドジャースorカブス入りに現実味…日本人投手欠く両球団が争奪戦へ

  1. 6

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  2. 7

    乃木坂46では癒やし系…五百城茉央の魅力は、切れ味と温かさ共存していること

  3. 8

    初日から無傷の6連勝!伯桜鵬の実力を底上げした「宮城野部屋閉鎖」の恩恵

  4. 9

    新潟県十日町市の“限界集落”に移住したドイツ人建築デザイナーが起こした奇跡

  5. 10

    トランプ大統領“暗殺”に動き出すのか…米FBI元長官「呼びかけ」の波紋