フジ“美容室ステマ”疑惑が水を差す 女子アナ王国再建計画

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 フジテレビの看板女子アナ7人が「ステマ疑惑」に見舞われた問題。

 疑惑が報じられたのは、井上清華(25)、宮澤智(31)、久慈暁子(26)、堤礼実(27)、三上真奈(32)、杉原千尋(25)、海老原優香(27)ら。7人は芸能人御用達の人気美容室グループでサービスを受ける代わりに、その店に関する情報を写真付きでツイッターやインスタグラムなどにアップしていたことが文春で報じられた。

 この報道に、同局の上層部は蜂の巣をつついたような騒ぎになったという。

「外資規制違反の後始末が終わっていないなか、今度は自局アナのお金を巡る醜聞です。局の好感度はまたもやダダ下がりになってしまう。すぐに社内調査を行ったようです。その結果、現状では問題がないとの判断を下した。聴取した女子アナらの言葉をそのまま信じたようですね。フジにしたら一刻も早く醜聞をもみ消したいと考えたはずです」(編成関係者)

 フジテレビの醜聞を受け水面下で慌ただしい動きを見せたのが他の民放キー局だという。

「どの局も表立って調査は出来ないので、アナウンス部長や編成部長らが内々に、各女子アナらに『やってないよな?』という確認を口頭で行ったそうです」(キー局関係者)

 一連の調査から浮かび上がってきたのは今回、ステマ疑惑が生じた美容室グループとフジ・アナウンス部との間に綿々と受け継がれてきた人脈だという。

「恐らくSNSが全盛になる前から一部のフジの女子アナらは便宜を受けていた可能性が高いと思われます。根は深いですよ」(放送作家)

新人アナの話題性はナンバーワン

 こうした不祥事にフジの編成関係者が意気消沈しているという。女子アナブランドを利用して、“女子アナ王国”の夢をもう一度とばかりに、視聴率低迷に悩むフジテレビを再び復権させようとプロジェクトを始動させたばかりだったからだ。

「今年度に入社したのは、青山学院大学で“ミス青学2019”の準ミスだった小室瑛莉子アナ、そして弘前大学理工学部卒業の“美人リケジョ”の小山内鈴奈アナ。そして超目玉は即戦力ルーキーとして期待がかかる、早稲田大学卒業で“美人すぎる女流棋士”として活躍していた竹俣紅アナ。女子アナファンの間でも2021年度の新人はフジの注目度が一番といわれ、局はあの手この手で新人アナをブレークさせるべくプランを練っていたと聞いています」(前出のキー局関係者)

 今回のステマ疑惑が、局肝いりの「女子アナ復権計画」に水を差したというわけだ。

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