著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

インボイス制度に物申す! まるで農民の年貢だけは厳しく取り立てた時代とそっくり

公開日: 更新日:

「だったら登録しないで免税のままがいいよ」と思うでしょう。しかし企業側にすれば、同じ仕事するなら消費税控除してもらえるインボイス登録者のほうがいいわけです。当然登録してない人は仕事が減る。何より怖いのは仕事を切る時に「登録してないから」という格好の理由が出来たこと。

 だからみんな反対している。我々演劇人の仲間も「インボイスを考える演劇人の会」を立ち上げた。

 ね、ここまで読んでもわかりにくい。そもそもなぜ導入するかの根拠がわからない。理由は複雑化した消費税制を透明化するためとか言ってるが、そもそも8%と10%を混在させたのはそっちだろ。防衛費や米軍基地や、使いたいだけ使って、取るとこ間違えてるだろ! 企業の内部留保は5兆円突破だぞ。

 領主は金を使い放題、豪商からはほとんど取らず、農民の年貢だけは厳しく取り立て、年貢米を計る枡のサイズをどんどん大きくしていったあの時代となんら変わらない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド