前田日明氏のセクハラ差別発言で浮き彫り…深夜番組でも“配慮のない過激さ”は許されない
まず前田氏の発言をおさらいすると、前田氏は、AVについて「ちゃんと脱いでくれるし、ちゃんと見せてくれるし、ちゃんとおっぴろげてくれるし、ちゃんとハメてくれるし、ちゃんと終わってくれるし、想像の入る余地がない」とストレートに表現。それに対してグラビアのよさは、「想像できる(ところ)」だと話した。
■炎上は前田日明一人の責任なのか
さらに、スタジオに登場したグラドル5人について品評。グラドル関連のアカウントを340以上フォローしているという前田氏は、SNSで毎日あげられる写真を見ていると、「『あっ、これ、生理直前の一番(胸が)張ってるな』とか、『生理終わったばっかで』とか」と語ったことが、主に村上ファンと思われる女性視聴者から、<気持ち悪い><このおっさんなんで出てるの>と炎上したのだ。
「前田さんはその巨体からは想像もつかないほど器用な人で、読書家、趣味人として知られる一方、まだパソコンが一般的になる前に、アイコラ(アイドルの顔写真とヌードグラビアをコラージュさせたもの)を日本で最初に始めた人と言われています。1990年代に放送された『リングの魂』(テレビ朝日系)でも、『最強の巨乳は前田日明が決める!』という企画がされるほど、昔からエロへの関心の高さは有名でした。確かに今の時代、前田さんのエロトークは公共の電波にそぐわない内容ですが、番組側もそれを承知で確信犯的に前田さんを起用したはず。前田さん1人に炎上を押し付ける姿勢はどうかと思います」(プロレスライター)