4カ月待ちエキスパートが伝授「肩こり8割解消」3ポイント

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「目」が肩こりと関係しているのは、それが人間の体ではカメラのレンズに相当するからだ。カメラの三脚に相当するのが僧帽筋であり、これが常に緊張して画像を安定させようとするために肩がこる。
「眼精疲労や視力低下で見えにくいと、よく見ようとして頭は前傾姿勢になります。すると僧帽筋の収縮が長時間続き、肩こりを引き起こします」

 睡眠は、(1)~(3)の中でも特に肩こりに与える影響が大きい。
「肩こりを慢性化しないためには、睡眠不足で筋肉が酸欠となり、二酸化炭素や乳酸などの老廃物を蓄積しないようにし、長時間の収縮による筋肉の損傷を翌日に持ち越さないこと。それには十分な睡眠が必要です」

 患者50人を対象に取ったアンケートでは、平均睡眠時間が6時間半以上であれば肩こりは半減し、6時間以下では急激に悪化するという結果が出た。また、8時間以上では、腰の筋力の低下を招き、かえって肩こりが悪化したという。

 (1)~(3)を踏まえた上で、神戸准教授が自宅でできる肩こり対策として勧めるのが、次のストレッチ体操と腹筋体操だ。

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