「筋肉をつけるために肉や大豆といった良質なタンパク質、とくにロイシンなどの必須アミノ酸を取ること。欧米では食事からのタンパク質に加え、ホエイプロテインが加齢に伴うサルコペニアの予防に役に立ったという報告があります。また炎症を抑え、無駄なエネルギーを消費させないために、魚などに多く含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)などを積極的に取ると良いでしょう。そして最も重要なのがレジスタンス運動、いわゆる筋トレです。スクワットやもも上げ運動、壁腕立て伏せ、ダンベル運動などがお勧めです」
がんの最大のリスク要因は加齢だ。だからこそ中高年は筋肉づくりに励むべし。