著者のコラム一覧
河野道宏東京医科大学脳神経外科 主任教授

東京医科大学病院脳神経外科主任教授。聴神経腫瘍・小脳橋角部腫瘍・頭蓋底髄膜腫手術のエキスパート。

聴神経腫瘍は“良性”脳腫瘍だが脳幹圧迫で命に関わることも

公開日: 更新日:

 聴神経腫瘍の手術は非常に高度な技術を要求されます。できればこの手術を手掛けるのは避けたいと思っている医師もいるかもしれない。聴神経腫瘍の場所や大きさによっては、「この患者さんを治すんだ」という気概を持って治療に取り組まない限り、お手上げのこともあるからです。

 これまで在籍した病院ではほかの脳神経外科領域の治療も行っていましたが、聴神経腫瘍の患者さんが集中して来られることもあり、現在はこの手術が主になりました。次回は、聴神経腫瘍がありふれた病気と間違われやすいことについて触れたいと思います。

【連載】耳鳴りめまい難聴…聴神経腫瘍かも

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで