著者のコラム一覧
坂本昌也国際医療福祉大学 医学部教授 国際医療福祉大学 内科部長・地域連携部長

専門は糖尿病治療と心血管内分泌学。1970年、東京都港区生まれ。東京慈恵会医科大学卒。東京大学、千葉大学で心臓の研究を経て、現在では糖尿病患者の予防医学の観点から臨床・基礎研究を続けている。日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会の専門医・指導医・評議員を務める。

旅行もできず外食もできず…たまるストレスどう解消する?

公開日: 更新日:

 人混みを避けなくてはならない今の状況で、旅行、外食好きな方がストレス発散のためにできることはとても限られています。散歩をしようにも、人が歩いていない時間帯や場所を選ばなければならない。コロナ対策がしっかりしている店で「3密」でなければちょっとくらい外食してもいいのでは、と自分は思っても、友人などは誘いにくい。受け入れる側も、複数人数での利用を推奨していない店もあります。

■90代の母親とオンラインでやりとり

「大好きな郷里に帰れないとは」と嘆くのは、64歳の男性。実家は岡山県にあります。定年退職してからも東京で週2、3回仕事があるので東京在住ですが、65歳を過ぎたら、同郷の妻とともに兵庫県へ居を移す予定。これまでは、数カ月に一度は帰省し、特に夏と冬は長期間実家で過ごしていました。実家では、90歳の母親がひとり暮らしをしています。

 しかしコロナの報道が深刻に流れ始めた3月からは一度も帰省していません。「夏には」と思って我慢していましたが、今回の東京感染者増大で、母親や親戚からは帰省を猛反対され、東京にとどまることを決めました。幸いにも母親は元気で自立した生活を送っていますが、年齢が年齢なので、会える時に何度も会いたい。この男性自身、60代半ばですから、帰省がままならない病気にいつなるとも限りません。何より自然豊かな岡山が恋しくてならない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”