アーモンドミルクは低エネルギーで低糖質、ビタミンE豊富

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 5月30日はアーモンドミルクの日、だそうな。アーモンドを原料に作る植物性の乳飲料、アーモンドミルクは各メーカーが商品を出しており、売れ行きは堅調。「アーモンドミルク研究会」によれば、販売量、販売金額ともに右肩上がり。昨年は販売金額100億円を突破したという。

 その理由は、ミルクの中でも低エネルギーで、低糖質、ビタミンEが豊富だから。牛乳122キロカロリー(コップ1杯=200グラム当たり)に対し、アーモンドミルクは39キロカロリーで、糖質は牛乳9・6グラムに対し、アーモンドミルクは0・9グラムだ。加熱しても牛乳や豆乳のように膜が張らないので、「手軽に普段の料理に取り入れられる」と、大量購入する人もいるという。

 慶応義塾大学医学部の井上浩義教授は「アーモンドにはビタミンE、オレイン酸、ミネラルなどの栄養素が豊富。粒のままのアーモンドより、粉砕したアーモンドミルクの方が栄養成分の吸収率は高くなる」とのこと。 アーモンドミルクはそのまま飲んでもいいが、麺つゆと合わせてそうめんのつけ汁にしたり、スープに入れたり、ホワイトソースを作ってグラタンにしたり。牛乳に比べるとコクが落ちるかもしれないが、食べてすぐ感じるうま味が強く、後味もすっきりしているとの声も。いずれにしろ、牛乳、豆乳と並んで、アーモンドミルクも日常的に使いこなしたい。

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