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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

寒涼性食材のキュウリとミョウガで熱タイプの体臭を改善

公開日: 更新日:

 先週に引き続き、体臭ケアについて紹介します。薬膳における体臭対策はタイプ別の食養生が必要。大きく4つのタイプに分かれます。今回は「熱タイプ」の対策です。

 このタイプは体内に余分な熱をためこむことが原因。肉や揚げものなど「茶色系フード」や辛いものが大好きで、なおかつ食べ過ぎ、そしてお酒も大好き……という人に多いタイプです。

 過剰な熱がニオイを放ち、さらには汗をかきやすく、その量も多いためさらに臭うという「悪臭二段重ね」になりがちです。食べ過ぎ、脂っこいものの取り過ぎで、当然ながら中性脂肪も高く肥満気味。また、このタイプは体内にこもった熱のせいで水分を消耗してしまうため、のどが渇きやすく、冷たい飲み物が好きといった傾向があります。

 熱が腸を乾燥させるために便も乾燥して便秘になりがち。そのほか、尿の量が少なく黄色くて濃い、食べると汗をかいたり、顔が赤くなる、舌の色が赤いといった特徴も見られます。

 熱タイプはとにかく体の熱を徹底的に冷ますことが改善のポイント。余分な熱を取り去る「寒涼性」の食材を取り入れクールダウンすることで、「冷却消臭」に努めましょう。

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