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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

寒涼性食材のキュウリとミョウガで熱タイプの体臭を改善

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 おすすめはキュウリ。体内にこもった熱をとる作用が高い寒涼性食材の代表ともいえる野菜です。また、夏の薬味として欠かせないミョウガも熱冷ましにパワーを発揮する食材。積極的に取り入れましょう。そのほかゴーヤー、トマト、レタス、セロリも改善に役立ちます。

 魚介類ではタコがもっとも体のクールダウンに貢献します。

 飲み物は緑茶がおすすめ。熱を冷ますとともに、体内の毒素を分解する作用があります。こまめに飲んで「緑茶消臭」を。

 さらに、体を冷やす食材を取り入れるとともに、体に熱をもたせる食生活を改めることも大切です。毎日のように揚げもの、ほぼ肉食、ゴハンはたくさんおかわり……といった「永遠の体育会系男子」のような食事を見直し、お酒もほどほどにしておきましょう。

 温熱性食材の過剰摂取にも気をつけること。ショウガ、ニンニク、ネギ、牛肉、エビは控えめに。辛いもの、スパイスが過剰にきいた料理も要注意です。ましてや、なんでもトウガラシやコショウをたっぷりかけるといった習慣は「悪臭5割増し」行為。慎みましょう。

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