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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

コンニャクには認知機能改善の効果がある 動物実験で報告

公開日: 更新日:

 夜は血糖値がただでさえ上がりやすい時間帯。夕食前にコンニャクを食べ、食物繊維を体内に入れておくことで、たとえ同じ食事をとったとしてもその後の糖質の吸収をゆっくりにする効果があるといわれています。

 コンニャクは植物性のグルコシルセラミドも豊富です。

 セラミドはヒトの肌の角質層にある成分です。肌のバリアー機能を保つので、セラミドの減少によって、肌荒れ、乾燥肌などの肌トラブルが出てきます。セラミドの原料となる米や小麦と比較しても、コンニャク芋には7~16倍も多くセラミドが含まれています。

 また、資生堂の研究でもコンニャク由来のグルコシルセラミドに美容効果があることが報告されています。

 1日当たりの目安としては、コンニャク由来であれば0.6ミリグラム以上摂取することが推奨されていて、これは生芋コンニャク100グラム程度に相当します。生芋の方がセラミドを豊富に含みますのでぜひ探してみてください。

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