この冬こそ、コロナとインフルエンザのW流行リスク…受験家族はどうするべきか

公開日: 更新日:

「ウクライナ戦争の影響による世界的な原油価格高騰で電気代が上がっています。そのため、新型コロナ対策のために寒い中、エアロゾル感染対策として暖房を強くしながら窓やドアを開けて空気の流れをつくることは難しくなるでしょう。もちろん、受験生がエアロゾル吸入対策としてN95のような高性能のマスクを正しく着ければ防げますが、息苦しくなります。使い捨ての不織布マスクをできるだけ顔に密着させて着用する方が良いと思います」

 マスクは屋外での着用も考えておきたい。冬の屋外は空気が乾燥し、冷たい空気で気道が弱りやすい。マスクを着用すれば気道に潤いを与え、異物を吐き出すための気道上皮細胞の線毛の動きを活発にする。乾燥した部屋で就寝する場合は加湿器を置くのも良い。

 感染症対策は、それを行うことで得られるメリットとデメリットを計算して、メリットが上回る場合に行うのが基本。一般の人と立場が異なる受験生はより冷静に考え、実行することが大切だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  2. 2

    五輪ニッポン「破産」するスポーツ団体が続出か…JOCは早くも助成金の大幅減額通達

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  4. 4

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  5. 10

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは