東京五輪柔道金メダル ウルフ・アロンが大学時代から続ける90分間の仮眠の効用
なぜ90分かというと、僕にとってはちょうど起きやすいタイミングで、体はもちろん頭もスッキリするんです。睡眠にはレム睡眠、ノンレム睡眠の周期があるといわれていますが、90分が僕には合っているんでしょう。
仮眠前には普段寝る前と同じく、シャワーを浴びて、寝る態勢を整えます。汗をかいたままだと眠れなかったり、眠りが浅くなったりします。せっかく仮眠を取るのですから、その時間を有意義に使わないともったいないですから。体を休めるだけでなく、脳も休めないと集中力が持たないし、練習の効率も悪くなってしまいます。
寝相ですか? 抱き枕のおかげもあってか、あまり寝返りを打ってないと思います。たぶん……。
基本的にずっと右を向いて寝てます。起きたときに枕がズレてたり、掛け布団がめちゃくちゃになってたりすることはないですから。寝相はいい方だと思います(笑)。
▽ウルフ・アロン 東京都出身。東京五輪100キロ級金メダリスト。6歳から柔道を始める。東海大浦安高、東海大を経て、現在は了徳寺大所属。