日本人が旅行嫌いに? 米国調査会社で驚きの結果が…コロナ以外の理由とは
しかし海外旅行に関しては他にも原因がありそうです。2017年に海外に旅した日本人の数は1800万人で、2000年以降ほとんど変わっていません。言葉の壁、休暇の短さ、他の社員の手前、有給が取りづらい事などの要因。さらに国内旅行で十分楽しめる場所が多く、割引などのインセンティブもあることなどが指摘されています。
これは日本人のパスポート取得率にも反映しています。日本人の取得率はわずか2割。20年前には同じくらい低かったアメリカは、今では2倍の4割を超えているのとは対照的です。
日本のパスポートは、世界を最も自由に旅行できる最強の旅券として知られています。にもかかわらずこの結果?と驚きの声も上がっています。
では今後どうなるのか? 日本の関係者は「日本人は周囲の影響を受けやすい。外国人の旅行が活発になっていくのを見て、再び海外に出かけて行くようになるのではないか」とコメントしています。