梅毒は早くも累積1400人超 感染症発生動向調査週報第6週
国立感染症研究所は2月21日、感染症発生動向調査週報2023年第6週(2月6日~2月12日)を公表した。
昨年1万3000件台となった新規梅毒報告件数は依然として増え続けており、第6週は180件、年初からの累計は1401件となった。これは昨年同時期の累積数938件よりも49%も増えた計算だ。
後天性免疫不全症候群(HIV)は9件報告され累積数は77件となった。これは昨年同期(5件90件)の累積数よりも少ない。
インフルエンザは全国で6万3786件報告され、定点あたり12.91件となった。総数が多いのは、大阪府(8381件)、福岡県(4785件)、東京都(4008件)で、定点あたりの数が多いのは福井県(45.03件)、石川県(40.48件)、沖縄(30.25件)となった。ちなみに昨年同時期は全国で37件報告され、定点あたりは0.01件だった。
感染性胃腸炎は全国で2万2843件の報告があり、定点当たり7.26件となった。