梅毒は早くも累積1400人超 感染症発生動向調査週報第6週

公開日: 更新日:

 国立感染症研究所は2月21日、感染症発生動向調査週報2023年第6週(2月6日~2月12日)を公表した。

 昨年1万3000件台となった新規梅毒報告件数は依然として増え続けており、第6週は180件、年初からの累計は1401件となった。これは昨年同時期の累積数938件よりも49%も増えた計算だ。

 後天性免疫不全症候群(HIV)は9件報告され累積数は77件となった。これは昨年同期(5件90件)の累積数よりも少ない。

 インフルエンザは全国で6万3786件報告され、定点あたり12.91件となった。総数が多いのは、大阪府(8381件)、福岡県(4785件)、東京都(4008件)で、定点あたりの数が多いのは福井県(45.03件)、石川県(40.48件)、沖縄(30.25件)となった。ちなみに昨年同時期は全国で37件報告され、定点あたりは0.01件だった。

 感染性胃腸炎は全国で2万2843件の報告があり、定点当たり7.26件となった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情