池田陽子
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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【サトイモ】「気」を補い免疫力を高めて粘膜の炎症を抑え花粉症を改善

公開日: 更新日:

 なんだか鼻がむずむず、目がかゆい……。花粉症の人にはつらいシーズンがやってきました。

 一般的な花粉症の症状は、鼻水、鼻づまり、鼻のかゆみ、くしゃみ、目のかゆみや充血、異物感などが挙げられます。以前は発症するのは50代ぐらいまでといわれていましたが、年々、シニアにも多く見られるようになり、増加傾向にあります。

 花粉症はほかのトラブルを引き起こす原因にもなります。鼻が乾燥してむずむずする、痛みがあるといった症状が見られる「ドライノーズ」は花粉症によって発症する場合も。また、乾燥によって鼻の粘膜が弱り、喉の腫れや痛みが起きたり、感染症のリスクも高まるのです。

 そもそも花粉症は生活の質を大きく下げてしまうもの。食事で早めに対策を講じましょう。

 中医学では花粉症を引き起こす理由として、人間のエネルギー源である「気」が関係しているとしています。気が不足すると免疫力が低下し、抵抗力がなくなるのでアレルギー物質が侵入し、症状が発生してしまうのです。

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