マスクは積極的に外すべき…公衆衛生に詳しい専門医が推奨 WHOも「緊急事態」の宣言解除

公開日: 更新日:

■自分自身の重症化リスクを確認

 WHO(世界保健機関)が5日に新型コロナウイルス感染症による「緊急事態」を終了させたのも、集団免疫獲得などを通じて重症者や死者が世界的に減少していると判断したからだ。実際、1週間当たりの死者数は21年1月に一時10万人を突破したが、今年4月下旬には3500人台に減っている。世界の感染者数のデータを集計・発表してきた米国のジョンズ・ホプキンス大学も3月10日にデータの更新を終えている。

「感染者数が激増する中、行動制限を緩める欧米の方針に眉をひそめた日本人は少なくありませんでした。しかし、欧米は結果として抗体保有率が高まり、早く鎮静化しました。私は今回の新型コロナを経験して、感染症対策は新型コロナ前のインフルエンザ対策こそが良い方法だったと感じています。重症化リスクのある人、受験などでどうしても感染・発症などを避けたい人がワクチンを含めた対策を取り、重症化リスクが低い健康な人は元気に過ごす。そのことで国民全体の抗体保有率を高めていくことが大切だと思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで