体調不良に対して即効性のある2つのツボ…「大椎」と「百会」
ツボは、たとえば胃の不調があるからといって、必ずしも胃の周辺に刺激を加えるとは限りません。患部から離れている場所を刺激することも往々にしてあります。
そのため、かつては非科学的な民間療法と勘違いされてしまうこともあったのですが、長年の研究により、近年では世界的にも医療的効用が認められるようになりました。
ツボが有効となる症状は多岐にわたることが明らかになっており、21世紀になってからWHO(世界保健機関)でも一定の症状においてツボが有効であると認められるようになっています。
ツボ療法には、鍼を刺したりお灸で温めたりする「鍼灸」と、指先で押す「指圧」があります。指圧は自分でお手軽にできることからセルフケアにもうってつけです。