東洋医学の不妊症に対するアプローチ…腎の働きをよくする
「気滞」には加味逍遙散、柴胡加竜骨牡蛎湯が効果を発揮し、ツボですと太衝、内関などがあります。
また「血瘀」には桂枝茯苓丸、当帰と芍薬散、芎帰調血飲、そしてツボは三陰交、血海などがあります。
そして「痰湿」には柴苓湯、防已黄耆湯、さらにツボでは豊隆、陰陵泉などとなります。
西洋医学で行われる最新の不妊治療(生殖補助医療)に東洋医学療法を加えることで、妊娠し、無事に出産に至った例は数多くあり、また東洋医学療法のみでも体調を整え妊娠に至ったケースも一定数あると報告されています。
子供が欲しいが、なかなか授からない……。そんな場合は、不妊治療の経験のある漢方医や鍼灸師に相談するのも手です。