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森大祐整形外科医

整形外科全般診療に長年携わる。米国トーマスジェファーソン大学で人工肩関節の臨床研究を行い、2000例超の肩関節手術を経験。現在は京都下鴨病院で肩関節や肘関節、スポーツ障害患者に診療を行う。サイトで整形外科疾患の情報を発信。

痛みに有効なのは「温める」こと…温度の段階を踏むのがポイント

公開日: 更新日:

 組織を温めると副交感神経が活性化し、血管が拡張し気分が落ち着きます。すると患部にたまっていた痛み物質や疲労物質が流れ、排泄され、痛みが軽減します。痛みを感知している脳も安らぎを感じます。

 これがもし、急に熱いタオルを当てると、びっくりして逆に交感神経の方が高まるかもしれない。副交感神経を活性化させるには、ゆっくりと、心身ともにリラックスした状態になる温め方が肝要です。

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