朝活で増える朝外食…喫茶店の「モーニング」の不足栄養素の補い方

公開日: 更新日:

 同じような働きをするものとして注目したいのが魚に含まれる油(DHA、EPA)。いつも以上に朝にシャキッとしたいという人は、ツナサンドを選ぶか、その日は喫茶店のモーニングではなく、牛丼チェーンやファミレスの朝定食を選ぶのもいいかもしれない。

「朝にタンパク質を意識して食べると、昼食のドカ食いを防げるほか、夕食の血糖値上昇を抑える効果があることも私たちの実験で明らかになりました。とはいえ、タンパク質だけを食べるのではなく、バランスよく食べることが重要であるのは言うまでもありません」 タンパク質以外に朝食で不足しがちな栄養素が食物繊維だ。それを豊富に含んでいる食べ物が野菜で、日本人が常に不足している食べ物のひとつでもある。厚労省が定める1日当たりの野菜の摂取目標量は350グラムが推奨されている。ところが、現在の日本人は1日の野菜の摂取量は280グラムで、それが10年以上続いているといわれている。

 当然、喫茶店のモーニングのサラダだけではどうしても野菜が不足してしまう。

「野菜ジュースでプラスしたり、昼食、夕食で補うのもいいですが、野菜は摂取する絶対量不足だけではなく、食べ方にも問題があることに注意しましょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ