女性に多い“隠れ”睡眠時無呼吸症候群に要注意!「肥満」「激しいいびき」の典型例とは異なる

公開日: 更新日:

 睡眠時無呼吸症候群(SAS)といえば、中年以降の太った男性に多い病気というイメージを持っていないだろうか。

「『太った男性』は確かにSAS患者の典型例ではあるのですが、痩せている人、小顔の人にも多い。そして、世界的にも最近問題視されているのが、女性のSASです」

 こう指摘するのは、「くわみず病院」(熊本市)の池上あずさ院長。女性のSASは正しく診断されていない人も珍しくなく、「隠れSAS」と池上院長は呼ぶ。

 睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まったり浅くなったりする状態(無呼吸・低呼吸)を繰り返し、体の低酸素状態が発生する病気だ。肥満、小さい顎、舌の根元が落ち込む舌根沈下や扁桃肥大などによる上気道の狭窄が原因になるといわれている。

 睡眠中に呼吸が止まる・浅くなることで眠りの質が悪くなり、日中の眠気や体のだるさなどが生じ、QOL(生活の質)が低下する。

 低酸素状態や無呼吸・低呼吸に対する脳からの覚醒反応で交感神経系が強く働くと心拍数が増え、血圧が上昇。その結果、血管に負担がかかり、心筋梗塞脳梗塞といった心血管障害の発症リスクが高くなる。SASがあると心筋梗塞は3倍、脳梗塞は4倍リスクが増すとの報告もある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 4

    柴咲コウの創業会社が6期連続赤字「倒産の危機」から大復活…2期連続で黒字化していた!

  5. 5

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  1. 6

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 7

    世耕弘成氏「参考人招致」まさかの全会一致で可決…参院のドンから転落した“嫌われ者”の末路

  3. 8

    「羽生結弦は僕のアイドル」…フィギュア鍵山優真の難敵・カザフの新星の意外な素顔

  4. 9

    「フジテレビ問題」第三者委員会の報告会見場に“質問できない席”があった!

  5. 10

    「Nスタ」卒業のホラン千秋にグラビア業界が熱視線…脱いだらスゴい?