著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

トランプ勝利で若者は落胆…大統領選疲れはセルフケアで癒やす

公開日: 更新日:

 トランプ元大統領の勝利で終わったアメリカ大統領選。特に多くがハリスを支持していた若者たちの間では、落胆と疲れが広がっています。それをセルフケアで癒そうという記事やSNS投稿も目につきます。

 選挙後のセルフケアのハウツーをインスタグラムに投稿したのは、dosomething.orgという若者のボランティア団体です。

 「悲しみから逃げなくていい。悲しい時には悲しもう。時間がかかってもかまわない」「1人で落ち込まないで、誰かに思いを打ち明けよう。日記に書くのもいい」「お風呂に浸かって何もかも忘れよう。瞑想もおすすめ」

 同じ思いの人と時間を共有したり、悲しんでいる人の話を聞いてあげる。料理やエクササイズに熱中したり、ネットフリックスを一気観して気分を変えることなども提案しています。

 ニューヨークのローカル紙、ニューヨーク・デイリーニュースの記事では、まず深呼吸することを薦めています。次に体を動かすこと。ストレスによって発生したエネルギーを使い果たすだけでなく、体は脅威にさらされていないというメッセージを脳に送るために役立つのだそうです。エクササイズ、ダンス、カラオケなど何でもいいと書かれています。さらに、選挙結果についての情報満載のSNSを延々と見続けるのをやめることなどを薦めています。

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