咳が止まらない! 肺炎や咳喘息の疑いあり…高齢者では命取りに
咳で受診する際のポイントは、自分の咳が昼に出るのか、夜に出るのかを伝えること。
「肺につながる細長い管を気道といい、空気の通り道となっています。昼間は活動するために酸素がたくさん必要なので、気道は広くなる。夜になると活動量が減るので気道は狭くなります。夜は副交感神経が優位となり気道がさらに狭くなるため、咳が出やすくなるんですね。どちらに咳が多く出るかによって出す薬も変わります」
咳喘息と診断された場合、吸入器の使用、内服薬の服用も必要だ。
「風邪から肺炎や咳喘息にならないために大切なのは、免疫力と体力。年齢を重ねるとどうしても落ちてしまうものですが、日々の適度な運動、正しい食生活と睡眠を意識することでそれらをキープすることができます」
「風邪が長引いている?」と思ったらこじらせる前に病院へ。