いざという時に役立つ電話番号リストを作り、目立つ場所に掲げる
そのほか、自宅で具合が悪くなり救急車を呼ぶ時や、外出時の事故や災害時の安全と安心を守る取り組みとして、各地で活用されている医療情報カード「あんしん(安心)カード」の取得をフォローしてあげるのもオススメだ。
このカードは、かかりつけ医や服薬内容などの医療情報、家族の緊急連絡先などが書かれており、財布やカードケースに入れる携帯用や、専用容器に入れて冷蔵庫に保管するタイプのものが用意されている。すでに所持しているなら内容の確認を、まだなら行政に問い合わせてみよう。
なお、こうした確認作業は親のためであると同時に、子供である自分たちが親の現在の状況や、実家周辺の医療・介護体制を再認識する意味も含まれている。時にはわずか1年で大きく親の健康状態や地域の医療・介護体制が変わることがあるので、定期的に関わっていくのが大切だ。