「右脳」活用で仕事も人間関係も円滑に! やる気が落ちる夏前に実践したいツボ

公開日: 更新日:

イメージは映画のようにビジュアル化

 サラリーマンにとっても、イメージの具体化が欠かせない。たとえば今月の売り上げ目標に100万円不足していると、多くの人が考えるのは自社製品やサービスのうち、何を、どこに販売するかなどだろう。それでは具体化が不十分だという。

「イメージのカギは、ビジュアル化です。売り込んでいるときの自分の表情、そんな自分を見た相手はどんなことを口にするか。その結果、話はどう展開し、自分はどんな気持ちになるか。相手の事務所を出たら、どうやってオフィスに戻り、その間、どんなことを考えているか。会社に戻ったら、上司にどんなことを言われるか……。一つの営業先を中心としたストーリーを映画ドラマのように描くことができれば、潜在意識に深く刻み込まれます。写真記憶は右脳の働きの一つですから、具体的なイメージづくりが大切なのです」

 イメージづくりの一環として、尊敬する上司や成功した企業のトップになりきるのも効果的だ。その場合、対象者の口癖や服装をマネするほか、生活パターンも取り入れてみて、悩んだ状況に出くわしたら、「その人ならどう対応するか」を常に考えて行動することがコツだという。

「右脳のイメージ力が働いていると、ターゲットとなる仕事の成果や対象者の行動などから逆算して必要な手順を踏めるようになります。そうすれば、人材や資金、情報などを前もって準備できますから、仕事や人間関係が円滑になるのです。右脳がうまく使えるようになると、段取り上手になります」

 前述したルーニーや営業などのようなイメージが働けば、きちんとした準備ができる。段取り上手として、得意先や上司などの評価も得やすいはずだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 2

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末

  3. 3

    立花孝志氏の行為「調査要求」オンライン署名3万6000件に…同氏の次なるターゲットは立憲民主党に

  4. 4

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  5. 5

    別の百条委メンバーも兵庫県知事選中に「脅迫された」…自宅前に県外ナンバーの車、不審人物が何度も行き来、クレーム電話ひっきりなし

  1. 6

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  2. 7

    シニア初心者向け「日帰り登山&温泉」コース5選 「温泉百名山」の著者が楽しみ方を伝授

  3. 8

    斎藤元彦知事に公選法違反「買収」疑惑急浮上しSNS大炎上!選挙広報のコンサル会社に「報酬」か

  4. 9

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  5. 10

    吉田皇嗣職大夫 “灘高卒の超秀才”も悠仁さまの受験アドバイザーになりきれず…最近の推薦入試に疎かった?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」