岸田首相が園児と交流を《政治利用》? 車座対話より視察が大事?自民青年局の提言そっちのけ

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■認定こども園の園児らが並んで「そうり、がんばって~」などと声を合わせる

 首相官邸のX(旧ツイッター)は早速、この時の動画を投稿。《自然豊かな里山の森で生き生きと遊ぶこどもの姿や、地域の高齢者の方々とこどもの交流の様子を拝見しました。幼児教育・保育の「量」のみならず「質」の向上に向けて、地域における幼児教育推進体制づくりへの支援強化や、一時預かり保育の環境の充実に取り組みます》とアピール。

 SNS上では《園児の支援も重要だが、そんな暇なら能登半島に足を運んで》《この視察動画に何の意味があるのか。やっていますよ、というお得意のアレか》といった声も出ているが、話題となったのが同じ場面を映した岸田首相のXだ。

 認定こども園の園児らが並んで「そうり、がんばって~」などと声を合わせるシーンがあるからで、ネット上では《これは気味が悪い》《子供を政治利用するな》との声が上がっているのだ。

 園児らが首相を応援する場面といえば、物議を醸したのが大阪の森友学園が運営していた幼稚園の運動会だ。園児たちが選手宣誓で、「安倍首相がんばれ。安倍首相がんばれ。安保法制国会通過よかったです」と声を張り上げていたため、動画の視聴者から賛否の声が続出。国会でも教育基本法で禁止されている政治活動に当たるのではないか――と議論になった。

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