自民総裁選「重要6争点」を徹底比較 出馬表明・模索11人のアタマの中が丸わかり【一覧表付き】
■石破・進次郎両氏の決選投票か
世論人気断トツの石破茂元幹事長(67)は旧統一教会と関わりが深く、教団関連団体の会合で講演したり、代表を務める党支部へ寄付を受領。戦力不保持をうたった9条2項を削除した上で、現在の自衛隊を「国防軍」に改めて憲法に明記すべきと主張している。刷新感を打ち出す小林氏は、3年前は推薦人として推した高市早苗経済安保相(63)も顔負けのゴリゴリのタカ派。河野氏は「脱原発」から完全に転向した。どいつもこいつも国民目線とは乖離していると言っていい。
総裁選は367人の国会議員票と党員・党友による地方票367票の計734票で争われる。1回目の投票で過半数に達する候補がいない場合、上位2人による決選投票となり、前回は河野氏が岸田氏に敗れた。
「石破氏と進次郎氏が決選投票でぶつかり、進次郎氏が勝つ展開ではないか。そうなれば臨時国会で首相指名を受けて組閣後、所信表明演説などをこなしたら即解散。米大統領選前に総選挙を終えてしまう算段です」(官邸事情通)
ポスト岸田が意味不明な空疎首相なんて、絶望的。だが、首相になりたいだけだった岸田氏も予算委員会の論戦を経ずに2021年10月に解散を打ち、ご祝儀相場で圧勝した。異常な政治状況になす術がない野党第1党の存在感のなさは、こうなってくると犯罪レベルだ。
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