台風や地震…災害時のペットとの避難の心得とケア、自宅待機と避難所どうする?
台風7号が接近した16日は、お盆休みの終盤だったこともあり都心はガラガラでした。かかりつけの飼い主さんも在宅勤務や自宅待機で様子を見ていたケースも少なくなかったようです。
そこで、今週は台風や地震など災害時のペットのケアなどについて紹介しましょう。
まず避難所に避難するほどではなく、自宅待機のケース。一時的に物資の流通が滞る恐れがあるので、3、4日分程度の水とペットフードを用意しておくことをお勧めします。
十分な量があれば買い足しは不要ですが、もし台風直撃などの予報があれば事前に買っておきましょう。その際、ペットシーツとウエットティッシュも多めに確保しておくと、トイレはもちろんいろいろなときに役立ちます。水をいくつか凍らせておくと停電時のクールダウンになります。以前に触れたように、冷たい状態を飲用にするのはよくありません。
避難が必要な場合にネコちゃんのキャリーケースは飼育頭数分を。最近はプラスチックの窓つきタイプが人気ですが、災害時に広い視野で外が見えるのはネコちゃんに不向きでしょう。デザイン性より重視すべきはケースの軽さです。ほかの避難グッズと一緒にネコちゃんを抱えたり、背負ったりするのは大変ですから。小型犬のワンちゃんも同様に。