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清水国明タレント

1950年、福井県生まれ。73年にフォークソングデュオ「あのねのね」で芸能界デビュー。2011年の東日本大震災以降、NPO法人「河口湖自然楽校」を拠点に被災地復興支援活動に積極的に関わっている。

避難所に入る時には真っ先に「大便」をすべき!まずは「出す」ことに集中して

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 あと、外に逃げる際に持っていく「非常持ち出し袋」の中身についてお話ししておきます。まず、レトルト食品や水といった非常食はそんなに多くなくていい。避難所で3日間くらい我慢したら、行政などから非常食が届きますからね。多過ぎると重くて持ち運びが大変なので注意が必要です。

■「体温維持」には「エマージェンシーシート」を

 入れておくべきなのは、最初にお話しした「体温維持」のための「エマージェンシーシート」。ポリエチレンやアルミを蒸着させたシートはペラペラですが、軽くて保温性がバツグンです。一般的に表が金色、裏が銀色になっているのですが、寒い時は熱を吸収しやすい金を表にして、暑い時は熱を反射しやすい銀を表にする。折りたたむとポケットティッシュくらいの大きさですから非常に使いやすくおすすめです。

 肝心なのは袋の置き場所。どうも見た目がみっともないですし存在そのものが災害を連想させマイナスイメージがあるため、棚の奥深くにしまいがちですが、それではパッと持ち出せないので意味がない。避難ルート上に置いておきましょう。

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